麺ならいくらでも食える…はず
昨夜、私が会長職を務める「小麦会」の忘年会が、神田神保町界隈にて盛大に執り行われた。
忘年会といっても「コース料理+2時間飲み放題」みたいな、いわゆる宴席ではない。神保町周辺の「麺」の評判店を次から次へとひたすら食べ歩くのである。お腹がいっぱいになった時点で即終了。その判断基準は会長たる私の胃袋が握っている。
会のメンバー3名は、18時に『丸香』前の路上に集合した。まず一軒目は小麦に敬意を払ってうどんからのスタート。
18時の時点で我々の前に5人の客が行列。とはいえ回転は早いから、5分も待たずに着席。それぞれ好きなうどんを注文し、茹で揚がるまでの間はビールを飲んで待つ。これでなんとなく忘年会的な雰囲気にはなる。
私はいつも通りカマタマを注文したが、先々を考えて初めて「小」をオーダー。だが、もう少しばかり知恵を回して、カマタマではなく冬限定の「カレーうどん」にしておけば良かったと後悔している。香辛料は胃腸を活発にしてくれる。後の結果を見れば、ここでカレーうどんを食べたメンバーだけが、最後まで余裕を持っていた。
とはいえカマタマが食べたかったのだから仕方ない。食べ終えたらすぐに席を立つのも小麦会のルール。店を出て、靖国通りを九段へと向かう。2軒目はラーメンの『斑鳩』である。
19時前に到着で6人が店外に行列中。これは空いている方であろう。胃袋の具合を考えれば、20人くらい並んでいていて欲しかったのが正直なところだが…。
ずるずるずる~っ、と「特製本鰹」を味わって、再び神保町の交差点を目指す。
が、あろうことか、私がこの時点でかなり満腹になってしまった。よもやの19時半解散も頭をよぎる中、ここはひとまず胃袋休憩ということで『さぼうる』へ。
おつまみは取らず、ビールだけを注文して、JRAで再来年に導入されるという「重勝式馬券」の話題でひとしきり盛り上がる。“億”の配当がかかるレースで、降着を伴うような事案での審議となったらどうするのか。的中が胴元の主観的に委ねられる形態は今に始まったことではないが、額がデカくなれば泣き寝入りでは済まない事態も起こり得るのではないか ?
なんて、競馬の話をしているうちに胃袋に隙間もできたようなので、雄躍本日の4軒目へ。『さぼうる』から歩いてすぐの蕎麦『満留加・静邨』の暖簾をくぐる。
まずは、板ワサに冷酒だけで、胃袋の隙間を広げる作戦。愛馬が関西地区のGⅠレースに出た際、馬主が旅費節約のため夜行バスとか「こだま」の格安プランで応援に行くってのはアリか?みたいな話で盛り上がる。アリもナシも、実際の話なんだけどね(笑)
ほどよく胃袋もこなれてきたところで、「田舎蕎麦」をオーダー。見た目は十割を思わせるが、うどんにも似た強靭なそのコシを味わえば、俄に十割とは信じがたいものがある。でも十割なんだよね。凄いな。蕎麦は噛むものではないと言うが、がっしりとしたその歯応えが逆に心地良く、噛む度に新蕎麦の豊かな香りが鼻をくすぐる。
惜しむらくは、いい加減満腹だったことか。「うどん3玉」とか「せいろ3枚」なら別にどうということはないのに、店が替わって、メニューも替わると、胃袋の都合も替わってくるということが分かったところで満腹終了。こういう忘年会は楽しい。






















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