2008年6月16日 (月)

魅惑のちらし寿司

Cho先週、たまたま3日続けて「ちらし寿司」をお昼に食べた。高津の『寿し長』、神楽坂の『二葉』、大手町の『今よし』の3軒。2日連続というならありそうなモンだが、3日というのは我ながら珍しい。「人はなぜちらし寿司に魅了されるのか?」などという原稿依頼が来たわけでもなく、単なる偶然の成り行きによる。

それはそうとして、ちらし寿司は大好物である。

Ima「握り」といえば全国どこで食べてもだいたい同じスタイルであるのに対し、「バラちらし」「吹き寄せちらし」「よろずちらし」など全国各地、あるいは個々の店によって種々様々なバリエーションが存在するちらし寿司は、ある意味で寿司店のアイデンティティーのひとつであるに違いない。

Bara「”ちらし”は”握り”より格下」と蔑み、あたかもダートグレードレースにおける地方馬の如くハナから相手にしないという態度を取る人も中にはいるが、ちらしは“シャリを食わせる”と言われるだけあって、ちゃんとした店なら特別仕様のシャリを作るし、ネタの味がシャリに広く深く浸透するよう、ネタにも工夫を凝らしたひと手間をかけるものである。ちらし寿司に代わって強調しておくが、決して“格下”などではない。

ところで、先週の“連続ちらし”の端緒となった高津『寿し長』にて、大将から「近海本マグロが大漁で、ものすごく安くなっている」という話を聞かされた。

マグロといえば、近年資源の枯渇が指摘され、全世界規模での漁獲取引制限が課されるようになったばかりか、折からの原油価格高騰の煽りを受け、遠洋マグロ漁は休漁の憂き目を見ている。今やすっかり“高級魚”である。そんな最中に、日本国民羨望の的とも言うべき本マグロが安くなっているとはいかなる事態か?

しかもそれは、カチカチに凍り付いた薄っぺらい味わいの冷凍マグロなんぞではない。正真正銘、近海産の生マグロだ。

翌日の『二葉』、さらにその翌日の『今よし』でそれぞれ同じことを尋ねれば、即座に同じ答えが帰ってくる。なんでも、中国四川の大地震の直後から、日本近海では記録的なマグロの豊漁が続いているのだという。

中国内陸部の地震とマグロの動向に科学的なリンケージがあるのかどうかまでは分かりかねるが、築地の価格変動が、現時点で我ら庶民の食卓に恩恵を及ぼしているのかどうか? 至急調査すべしと、調査員を現場に緊急派遣した。いや、つまりは、奥さんが近所の魚屋に買い物に行っただけのハナシなんだけど…。

で、結果を書くと、本当に安くなっていた。

普段なら1サク3千円は下らないであろうナマの中トロ本マグロが、驚く無かれ半額の1500円である。あまりの安さに「豊漁云々と関係ナシに、売れ残りの叩き売りじゃねぇの?」なんて思ったけど、どうやらそんなことはない様子。かくして、3日間ちらし寿司が続いた翌日、すなわち昨日の日曜は、大量のマグロを囲んで「手巻寿司大会」と相成ったのである。

Miyasushiちらし寿司に話を戻す。新潟には美味しいちらし寿司を出す店は沢山あるけれど、『宮鮨本店』のちらし寿司は圧巻。あたかも大部屋にくまなく敷き詰められた布団の如く、整然と、しかも隙間なくネタが敷き詰められている。真っ先に目を奪われるのは新潟ならではの豪華な海の幸。だが、ここのちらしは実はシャリが絶品。コメどころ新潟の底力ですね。新潟競馬開催中には競馬関係者も訪れるほどだから、興味のある方は行ってみると良い。ただし、7日、17日、第4日曜日が定休日という変則スタイルなのでご注意を。

 

 

 

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2008年5月 6日 (火)

May I take a picture ?

こないだ麻布十番『畑中』に行ったという話を書いたが、それに対して「写真くらい載せたら?」という指摘を頂いた。確かに食い物についての記事に写真は欠かせない。私のつたない文章能力ではなおさらのこと。ご指摘痛み入る。

ただ、アレですよね。最近は鮨屋とかレストランとかで、出てきた料理をバシャバシャとデジカメで撮っている客を見かけるんだけど、あれってどうなんでしょう。おそらく自身のHPとかブログに掲載するためなんだろうけど、そういう客が周りにいて気になることってないですか?

「他の客が写り込まなければ写真くらいOK」というのが大多数の意見らしいけど、カウンター席の隣でシャッター音が鳴りまくれば、私はそれなりに気に障る。店側にしても嫌なものだろうと思うので、最近は店のヒトをつかまえてはそんなことばかり聞いてるのだが、好意的に捉えている店から「正直ウザいけど文句も言えないよ」と言い切る店までさまざま。ただ少なくとも、たとえ客であれその場の“空気”を壊すような真似はすべきでない。まあ、その“空気”を読めないヒトが多くて困るのだけど。

最近、私が料理の皿の写真を撮るのは、

 他に客がいない
 店のスタッフもホールにいない

この2つの条件がほぼ揃った時に限られる。言って見れば「食い逃げができるような状況」ということか。もちろん食い逃げなんてしませんけど。

Avenue昨日の昼に訪れた高津のフレンチレストラン『プルミエ・アヴェニュー』では、そんな条件が見事に揃ったので撮ってみた。鴨のローストにゴルゴンゾーラのソースを絡めたメインプレート。もうあと二切れしか鴨が残ってないのは、つまり皿に手を付けるタイミングでは撮れなかったから。つまりそれは仕方ないことなのだ。

ちなみに私のこういった写真は携帯電話のカメラで撮ることがほとんどだが、こないだ銀座の『天龍』で昼飯を食べていたら、やおらデジタル一眼を取り出して仰々しく餃子を撮っている人を見かけた。もちろん素人……だと思う。が、あそこまで堂々とされると、シャッター音云々よりも、その人の人格が気になって味もよく分からなくなってしまう。

もちろん隣りで撮っている人がいても決して文句を言ったりしませんよ。でも、天ぷらにせよ鮨にせよ、多くの料理は客に供された瞬間が“食べ時”になるよう配慮されているのだから、たとえ写真を撮るにしてもサクッと手早く済ませたい。

話は大きく変わるけど、ジョッキーの中にも「写真を撮られるのが嫌い」という人はいて、そうとは知らずに立ち姿や顔だけを狙ったりするとあからさまに嫌な顔をされることがある。もちろん逆に、カメラを向けるとピースサインをしたり、面白い顔をしてくれる騎手もいるわけで、写真というのはつくづく人の心理を左右するものなのだなあ、なんて大層なコトにまで思いが膨らんでしまう。

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2007年10月29日 (月)

続・重苦しい空気漂う検量前

本日2度目の投稿でござる。

聞けば、JRAの方には昨日の天皇賞に関する抗議の電話やメールが届いているようですね。

具体的な件数や、普段の週明けと比較してどうかまでは分かりかねるのだが、内容としては、五十嵐冬樹騎手を責めた上で柴山雄一騎手を擁護するものが目立つのだそうだ。

今は帰宅したばかりなので、この件については明日付で詳しく。

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で、突然「餃子」の話なんですけど。

昨日、東京競馬場でお会いした方に、「例の北海道の餃子の美味しい店教えてよ」と言われ、「ふんじゃあ、家帰ったらメールで連絡します」と言って別れたんだけど、良く考えたら相手のメールアドレス知らん…。

なので、ここで紹介します。

「宝栄食堂」 音更町木野大通東15-3

知る人ぞ知る十勝の隠れ名物。『天龍』なんかに比べると一個のサイズは小ぶりだが、ニンニクとニラと豚肉がパンパンに詰め込んであり、ボリューム感では負けていない。さすが豚肉の本場だけあって肉汁はとことんジューシィで、そこにニンニクがガツンと効いてくる。無骨と言えば無骨、でもソフィスティケートされた餃子なんつーのも嫌なもんでしょ。

ちなみにお店のHPなんてモノはありません(ないと思う)。帯広駅前から国道241号線の旧道の方を上士幌に向かって走り、道東自動車道をくぐる手前を右に入ったあたり。あとは言葉では説明しづらいのでナビ使ってください。店内で食べると餃子1人前(7個)500円です。最近は札幌の北24条にも支店ができたらしいのですが、そちらにはまだ行ったことがないです。

我が家では1袋40個入りの冷凍餃子をまとめて宅配してもらっており、たまたま今夜のメニューはその餃子でした。

Gyozaこんな感じです。

今日は、例の”座談会”が私の不手際でグッダグダに終わって、もう「生まれてきてゴメンなさい」くらいの謝り方して帰ってきて、何をする気も起きないんだけど、餃子食うと少しは元気戻りますね。でも、酒を飲むほどの元気は出ない。もう寝ます。また明日。

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2007年6月28日 (木)

『なかい』に集まる面々

「●●さん!」と自分の名を呼ばれて顔を上げたら、そこには見慣れた元プロ野球選手の顔があった。

平日、午後3時過ぎの地下鉄丸ノ内線の車内。電車は大手町駅を出たばかりで、私の名を呼んだのは元読売ジャイアンツの中井康之さんである。私は所用で新宿に向かっていたのだ。

日曜夜のTV番組『中井正広の黒バラ』にたびたび出演しているので、それを御覧になった方には“元プロ野球選手”というよりは“居酒屋のオヤジ”としての方が知名度が高いかもしれない。

昭和47年に堂々ドラフト1位で巨人に入団。故障もあって華々しい活躍こそなかったかもしれないが、昭和56年の日本一の瞬間には中堅守としてグラウンドに立っていた。現役引退後に居酒屋『護国寺なかい』を開業。港区に店が移転した今も、自ら厨房に立ち、刺身を切り、焼き鳥を焼き、『とろろチーズ焼き』を調理しているのである。その人物が私の目の前に立っていた。

まずは挨拶。そして最近店に顔を出していないことを詫びる。いやいやそんなことより、最近競馬当たってる? いやまったくダメ。新しいお店はどうですか? おかげさまでボチボチね。あ、そうだ、今度ヨシコちゃんに来るように言っといてよ。あの草野球チームはまだやってんの? なら、また試合しようよ。

などと、まこと話は尽きることがないのだが、ここは衆人環視の地下鉄車内。相手はTVでも顔が知られた人物であり、勢い好奇の視線が私たちに集中することになる。「あ、中井だ」「意外とデカいんだな」「一緒に話してんのは誰だありゃ?」「ヨシコちゃんって誰だよ?」みたいな視線ばかりが気になって、あまり会話どころではなかった。ほどなくして中井さんが赤坂見附駅で降りると、冗談抜きで私は心の底から安堵した。

有名人は、人混みで見知らぬ人物に話し掛けられることを極端に嫌うが、“有名人から話し掛けられる”というのもそれなりに困るシチュエーションである。

私が馬券に熱中していた頃。毎週土曜なると護国寺に足を運び、常連客と一緒に焼酎を飲みながら、翌日曜の重賞について馬券談義に花が咲かせたものである。店の従業員も競馬好きだったから、それこそ話の尽きようもない。時計が零時に迫り、そろそろお開きにしようか、というタイミングでギギッと店のドアが開き、「まだイイ?」とか言いながら赤ら顔の井崎シューゴロー氏がやってくると、競馬談義はまたイチからやり直し。こうなりゃ、終電もへったくれもあるか!と開き直って畳んだばかりの競馬新聞をテーブルに広げて、あーでもないこーでもないと話し始めるわけだ。

Moviestar忘れ得ぬエピソードもある。1992年秋の天皇賞を翌日に控えた土曜の深夜。井崎氏は「ムービースターで決まり!」だと断言する。それは、『目の前を秋一番が駆け抜ける』というJRAの宣伝用ポスターに書かれたキャッチコピーに秘密が隠されているのだという

「いい? “め”の前なわけだよ。“め”の前っていったら“む”だよね。だからこれはムービースターが秋一番だっていう暗号なんだよ」

実際、このレースでは人気を集めたトウカイテイオーが着外に敗れて大波乱の結末となったわけだが、優勝したレッツゴーターキンに次ぐ2着に飛び込んだのは、まさしく人気薄ムービースターだったのである。

ちなみに先ほど名前の出た「ヨシコちゃん」というのは……、説明の必要はありませんよね。そう、淑子さんです。井崎センセがいるのだから、当然ながら淑子さんもよくいらしていたわけだ。

それにしても、護国寺から行くべき店が一軒消えてしまったというのは、護国寺界隈で働く人間にしてみれば大問題。『なかい』に取って代われるような店などそうそう簡単に見つかるはずもなく、護国寺界隈の競馬好きな酒好きたちは、虚しく路頭を彷徨う夜が続いている。二子玉川の『酉』にしても、神保町の『馬小屋』にしても、「良い店ほど早く無くなる」という法則はどうして存在するのでしょうね。まあ、『なかい』の場合は移転なんだけど、護国寺という特殊な場所柄、「消えちゃった」という印象が強い。

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2007年4月25日 (水)

モツ鍋『越後屋』

博多の『越後屋』からモツ鍋セットが届いた。

TVや雑誌で幾度となく紹介されている有名店なので、ご存じの方も多かろうと思うが、白味噌仕立ての「京風モツ鍋」で人気を博しており、モツの旨さもさることながら、あらかじめ柚子胡椒を仕込んだ揚げだし豆腐がなんといっても出色の旨さである。

以前、家族で小倉競馬場を訪れた際、博多在住の知人に紹介され、あまりの旨さに「小倉競馬場に来るときは毎回ココのモツ鍋食べに来よう!」なんて叫んでいたにもかかわらず、いざ小倉や佐賀の競馬に行っても、そうそう簡単に博多までモツ鍋だけを食べに行けないもので、店の方はそれっきりになってしまっていた。だってたいていはひとりで行くのだし、ひとりでモツ鍋屋の暖簾をくぐるというのは、なんとなく勇気がいるモノですよ。あるいは、現地・博多ではそんなことないのかもしれないけど。

で、とにかく越後屋のモツ鍋が食べたくなり、HPから取り寄せ注文をしたのが、2月の初め。あまりの人気に注文が殺到しているとは聞いていたが、実に2ヵ月半も待たされてようやく手元に届くことと相成った。聞けばちょうど同じ時期に、タレントの森久美子さんが何かのTV番組の中で「イチオシ!」と大絶賛したら、とたんに火が点いてしまったらしい。モリクミさんが「旨い」と言えば、そりゃ旨いんだろなとは思うけど、そのひと言が2ヵ月半待ちにしてしまうのだから影響力たるやハンパではない。2ヵ月以上も待たされると、注文したこと自体忘れてしまうもので、宅配業者サンが「エチゴヤさまからおとどけものです」と連絡してきた時は、悪商人からワイロでも送られてきたのかと思った。

ともあれ、モツ鍋。

Motsu01_1こんな箱に入ってます。

 

 

 

 

 

Motsu02箱の中身はこんな感じ。4人前で4620円。スープも分量だけ入っているし、野菜も食べる大きさに切られた状態で入っているので、すぐに鍋の準備が出来ます。

 

 

 

 

 

Motsu03ニラは同じ長さに切り揃えられ、新聞紙にくるまれた状態になっている。ちなみに新聞の銘柄は読売新聞でした。

 

 

 

 

 

 

Motsu05白味噌が”ミソ”。

 

 

 

 

 

Motsu04これがファンの多い揚げ出し豆腐。中に埋め込まれた柚子胡椒がガツンと利く。

 

 

 

 

Motsu06完成。鍋のあとのチャンポン麺とチャンポン用スープも入っているのでご安心を。

揚げ出し豆腐の柚子胡椒が利きすぎていることを除けば、お店とほぼ同じ味でした。でもホントに柚子胡椒多すぎ。子供が口に入れたら、間違いなく大泣きしますぜ。

佐賀や小倉の競馬場に行って、もし博多に泊まるようなことがあれば、お店の方にも立ち寄ってみてはいかがだろうか。ミノの唐揚げや酢モツなど、お店でしか味わえないメニューもある。

『越後屋』ホームページ
http://www.echigoya-h.jp/shop.htm

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2007年4月18日 (水)

『すし独楽』と『寿し長』

春のクラシック真っ盛りだというのに、個人的にはどうにもダウナー状態から抜け出せぬ日々が続いております。何より諸事情もろもろあり過ぎて、ここ1ヶ月は「競馬どころではない」という状況。まあそれでも無理矢理時間を割いて、ちょびちょび馬場には行ってますけどね。でも、こんなんではまるで仕事にならない。

3月28日付「”Jpn”は何と読むのか?」で書いたような私個人にまつわる諸懸案は、実は単なる序章に過ぎなかったわけだが、それらをいちいち列記すると読んでいる方も疲れてしまうだろうから涙を呑んで割愛。で、結果的に酒に頼る日々を過ごすことになる。

”仕事が上手くいかず酒に溺れる”というのは、人生破綻の典型的なパターンのようにも聞こえるが、一方で(なぜか)馬券が当たったり、所有する明け2歳馬の調整が順調だったりするので、深みに嵌る心配はない……、と自分では思っている。大丈夫だろうな?

Sushi_2とはいえ、つい先日もストレスが溜まってどうにもならなくなり、気付いたら足が勝手に八雲に向かっていた。まるで夢遊病者ですね。もっと悪く言えばアル中患者。

八雲の商店街に辿り着き、『すし独楽』の暖簾をくぐる。腹いっぱい鮨を食べて、石川の銘酒『手取川』をガブガブと飲み、大将相手にクダを撒くという、あまりに品のない飲み方。こういうのは、あまり歓迎されるタイプの客ではないだろうが、大将の方もここぞとばかりに愚痴り返してくるので、まぁ、それほど迷惑かけてもいないとは思う。いずれにせよ、桜花賞の馬券の儲けは、ここ数日のヤケ酒&ヤケ食いで、あっという間にチャラ。まあ、所詮はあぶく銭なので、そういう遣い方の方がよろしかろう。

ところで、検索サイトからこのブログにアクセスする際のフレーズで、意外に多いのが「すし独楽」というワードなんだそうである。いちばん多いとまではいかないが、1日に1件は必ずある。『すし独楽』の情報を知りたくて、このブログに辿り着いてしまった方はショックでしょうねぇ。競馬のハナシばかりで、なんの参考にもならんでしょうから。

ちなみに「寿し長」という検索ワードはほとんどナシ。『寿し長』と『すし独楽』は姉妹店みたいなもんなんだから、『寿し長』さんの方も、もっと検索されるよう精進してもらわねばなりませんな。

230高津の『寿し長』は、麻布の有名割烹『とく山』の流れを汲む由緒あるお店。常連客には長嶋茂雄氏や秋山庄太郎氏といったビッグネームが名を連ね、店内には長嶋氏の“書”や絵画、秋山氏の写真なども飾られておりますが、なんと言っても店内で一際目を引くのは私が撮った馬の写真です。何よりモノがデカいからなんですけど…、お恥ずかしい。

もう、お気付きかも知れませんが、お店の屋号は常連客のひとり長嶋茂雄氏の命名。そんな縁から、アテネ五輪に際しては、『長嶋ジャパン』の専属料理人として『寿し長』からも若い衆が現地に帯同することになった。そうとなれば私もできる限りの協力をせねばと、「松坂大輔投手は鶏の唐揚げが大好き」とか、「高橋由伸は背脂たっぷりのラーメンが大好物」といった貴重な情報を提供したんだけど、あまり役立ててはもらえなかったようだ。そりゃそうだよね。

ちなみに、馬主の金子真人氏もこの店と少なからぬ縁があり、ダービーや有馬記念などの祝勝パーティーには、やはり『寿し長』から調理人が派遣されている。実際にパーティーに出向いたお店の人の話によると、「金子氏という人物はホストとして申し分なく、すべての出席者が楽しめるよう常に気を配っており、遠目から見ていても感心させられた」とのこと。まるで、ジェイ・ギャツビー氏のようではないか! こうした賞賛されるべき人柄こそが、世界でもトップクラスとも言われる相馬眼だけでなく、類い希なる強運さえも呼び込んでいるのだろうか。

Shushicho_1なお、このたび『寿し長』では地酒のメニューを一新いたしました。山形界隈を中心に希少なラベルを豊富に取り揃えて皆様のお越しをお待ちいたしております。田園都市線・高津駅から徒歩3分ほど。事前に予約をしていただいた方が無難です。

『寿し長』@田園都市ドットコム
http://www.denentoshi.com/shop/sushicho/

※ちなみに、この3枚の写真は私の娘が撮りました。ホンモノはもっと美味しそうに見えるはずです。いや「見える」ではなくて、実際美味いです。

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