アグネスデジタルが気になる
一昨日の東京2レース。ダート2100mの未勝利戦は、アグネスデジタル産駒のタイセイモンスターが一頭だけ別次元の末脚を繰り出して圧勝した。
直後に行われた京都3レースでは、同じくアグネスデジタル産駒のヴィーガトウショウが6番人気で勝利。さらに昨日の小倉6レースで単勝18990円の大穴を開けたトレノソルーテも、アグネスデジタルの産駒である。
ふと気になって調べてみたら、その前の週にもアグネスデジタル産駒は3勝をマークしていた。5番人気、6番人気、9番人気。この2週でアグネスデジタル産駒は6勝の固め打ち。しかも、穴馬券を演出しまくっているのである。
最近では、週末のJRAの競馬が終わったら、ただちにその勝ち馬の血統を調べることにしている。すべてのレースを見られるわけではないが、レースを見た印象と血統の印象を組み合わせて、配合の勘を磨こうと思っているのだ。昨日も書いたが、そういう季節である。
アグネスデジタルは、マイルCS、安田記念のマイルGⅠともにレコード勝ちするスピード能力を誇った一方で、南部杯、フェブラリーSのダートGⅠでも圧勝。そうかと思えば、不良馬場の天皇賞・秋でテイエムオペラオーを破る勝負強さや、香港カップで世界の強敵を相手に優勝して適応能力の高さを見せつけるなど、とにかく競馬史にその名を残す異能のオールラウンダーだった。
これまで目立った種牡馬成績は残していないが、そうはいっても、着実に順位を上げてきているのも事実。岡田繁幸氏が「必ず種牡馬として大成功する」と見込んで導入した馬である。ひょっとしたら、ついに産駒大爆発の時を迎えたのかもしれない。
そんなことを、昨夜一緒に飲んだ競馬記者に話してみたところ、「冬馬の特徴が遺伝しただけだろ」と一蹴された。
むむぅ…。
確かにアグネスデジタルといえば、フェブラリーSや全日本3歳優駿を勝つなど冬場を得意としていたイメージはある。だけど、真夏の陽気だった安田記念や、12月とはいえクソ暑い香港カップも勝っているんだし、彼は季節的にもオールラウンダーだったんじゃなかろうか。
私がそう言っても、相手は「たとえば(アグネスデジタル産駒の)ダイシンオレンジは全7勝が10月から3月の勝ち星だぞ」と譲らない。
「ふんじゃあ、ヤマニンキングリー(札幌記念)とかグランプリエンゼル(函館スプリントS)は、どう説明すんじゃ!」
私だって食い下がる。この手の議論は、一度火がつくと、どちらかが酔い潰れるまで終わらんですね。あー、それにしても、どっかにダイワメジャーの種付け権でも落っこちてないだろうか。
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