折り込みチラシの魔力
自宅を離れられないので、家に閉じ籠もってひたすら依頼された書きモノ。ネタは競馬から遠くかけ離れた「折り込みチラシ」のハナシである。
とはいえ、私は毎朝の折り込みチラシを熱心にチェックする性分ではないし、広告業界の事情に明るい人間でもないので、書く内容としては「チラシにまつわる何かのハナシ」ということになる。いったい何に載るモノなのかも知らされないまま、私のところに転がり込んできたのだが、書き出しからまったくと言っていいほど筆が進まず若干焦り始めたところで犬が啼いた。
家人は皆出掛けてしまっている。となれば、私が福島にも阪神にも行かず自宅でジッとしているのは、実は親類縁者のトラブルや書きモノなどではなく、単に「犬の世話」だったのかもしれない。そう思うと、ますますテンションが下がってきた。
あらかじめ教えられた量の餌を計り、それを犬に与えながらぼんやり考えた。
府中市の中河原界隈に暮らす知人から1枚の折り込みチラシをもらったことがある。フロントに「Go!多摩川競艇」と大きく印字されたそのチラシは、A2サイズを真ん中で折ったA3・4ページの全面フルカラー。競艇場の案内や、競艇の楽しみ方などが丁寧に記されており、場内のレストランで使える500円分のクーポンまで付いていた。
最初は「へぇ、ちゃんとしたモン作ってんだねぇ」とか、「やっぱ競艇は地域密着路線なんだね。競馬は方向性が定まんないよな」とか言い合ってるだけだったんだけど、そのうち「せっかくだから行ってみよう」という話になり、実際に日程まで決めていた。
最終的には、私が体調を崩して寝込んでしまったため実現には至らなかったが、広告としての効果が(暇な2人相手とはいえ)あったことは間違いない。
中河原在住の彼によれば、最近は東京競馬場の馬券発売窓口従業員の求人チラシを見なくなったとのこと。アレですかね。自動券売機ばかりになったから、補充の必要がないんですかね。
10年くらい前、東京競馬場で200人募集したときは1800人の応募があったと聞く。倍率9倍と聞けば、かなりの人気職業だ。
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コメント
僕が中山競馬場でバイトしていた15年前は
従事員になるにも国会議員の紹介ないと…なんて時代でした。
求人が無いのは、辞める人が少なくなったのかもしれませんが
有人窓口の減少は確かですよね。
マークシートを塗りながらもお姉さんのいる窓口に並ぶ。
そんなおじいさんも昔に思いを馳せることでしょう。
投稿: BB☆ | 2009年7月 2日 (木) 12時30分