一喜千憂
大手町で「競馬とは無関係な仕事」を終えたのが20時ちょい前。丸ノ内線、山手線、モノレールと乗り継いでも東京プリンセス賞には間に合うはずもなく、例によってこの「競馬とは無関係な仕事」を呪うハメに。
しかし、実はひとつ嬉しいニュースがある。
この「競馬とは無関係な仕事」に、私はこの一年の間、ことあるごとに苦しめられてきたわけだが、実はその仕事が今週末をもって終了するのである。「ひと区切り」とか「中断」ではなく、完全なる「終了」。もう二度と関わることはない。週末にカンヅメにされることもなければ、土曜のたびに名古屋に行かされることもない。膨大な量のメモ起こしともオサラバだ。
残された”最後のおつとめ”のため、今週末の京王杯SCとヴィクトリアマイルに行けないのは残念至極だが、肝心のオークスとダービーには間に合えば御の字。そう考えれば、東京プリンセス賞に行けないことなど些細な問題と納得もできる。
しかし、そんなささやかな私の喜びを一瞬で掻き消さんばかりの、超弩級の激しい災厄が突如この私を襲った。
来週からJRA競馬場での撮影ができなくなってしまったのである!
いや、スケジュール的には問題ない。なにせ私の手足を縛りつけていた「競馬とは無関係な仕事」は葬り去られたのだ。
じゃあ何か? 実際のところJRAで撮る「仕事」がなくなってしまったのだ。いや、「なくなってしまった」というよりは「取り上げられてしまった」と書いた方が正しい。
理由を書けば長くなるが、大きいところでは今年に入ってからほとんどJRA競馬場に行けてなかったことが大きく影響している。このブログを読み返すとよく分かるが、今年撮った重賞レースがスプリングSと皐月賞だけというザマでは…ね。私がクライアントなら、こんなヤツに仕事頼まないもんなぁ。
それにしても、競馬場に行けるようになったまさにその週から、逆に競馬場に行く理由がなくなってしまうなんて出来過ぎた話にもほどがある。実は今までにも「JRAで撮れなくなる」的危機は何度か訪れたことがあるのだが、いずれも手続き上の問題で、膨大な量の手順を丹念に辿って、どうにか復旧にこぎつけることができた。が、しかし、今回の一件はマザーボードからイカれてしまっている感じ。「復旧」ではなく「買い換え」を考えてなくてはならない。
何より時期が時期である。オークスやダービーの直前だけに、さすがの私もすっかり力が抜けてしまった。この一年というもの、ただひたすら競馬とは無関係な仕事に追い回されて、挙げ句の果てがこんな仕打ちというのはちょっとひどい。
それでも、「南関東ではこれまで通り撮れる」という事実はせめてもの救いだ。こうなったらもはや、6月1日は府中ではなく大井に行かなくてはなるまい。今の私にすれば、撮れないダービーよりも、撮れるゲンマ賞の方が大事なのだ。
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