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2008年5月 6日 (火)

May I take a picture ?

こないだ麻布十番『畑中』に行ったという話を書いたが、それに対して「写真くらい載せたら?」という指摘を頂いた。確かに食い物についての記事に写真は欠かせない。私のつたない文章能力ではなおさらのこと。ご指摘痛み入る。

ただ、アレですよね。最近は鮨屋とかレストランとかで、出てきた料理をバシャバシャとデジカメで撮っている客を見かけるんだけど、あれってどうなんでしょう。おそらく自身のHPとかブログに掲載するためなんだろうけど、そういう客が周りにいて気になることってないですか?

「他の客が写り込まなければ写真くらいOK」というのが大多数の意見らしいけど、カウンター席の隣でシャッター音が鳴りまくれば、私はそれなりに気に障る。店側にしても嫌なものだろうと思うので、最近は店のヒトをつかまえてはそんなことばかり聞いてるのだが、好意的に捉えている店から「正直ウザいけど文句も言えないよ」と言い切る店までさまざま。ただ少なくとも、たとえ客であれその場の“空気”を壊すような真似はすべきでない。まあ、その“空気”を読めないヒトが多くて困るのだけど。

最近、私が料理の皿の写真を撮るのは、

 他に客がいない
 店のスタッフもホールにいない

この2つの条件がほぼ揃った時に限られる。言って見れば「食い逃げができるような状況」ということか。もちろん食い逃げなんてしませんけど。

Avenue昨日の昼に訪れた高津のフレンチレストラン『プルミエ・アヴェニュー』では、そんな条件が見事に揃ったので撮ってみた。鴨のローストにゴルゴンゾーラのソースを絡めたメインプレート。もうあと二切れしか鴨が残ってないのは、つまり皿に手を付けるタイミングでは撮れなかったから。つまりそれは仕方ないことなのだ。

ちなみに私のこういった写真は携帯電話のカメラで撮ることがほとんどだが、こないだ銀座の『天龍』で昼飯を食べていたら、やおらデジタル一眼を取り出して仰々しく餃子を撮っている人を見かけた。もちろん素人……だと思う。が、あそこまで堂々とされると、シャッター音云々よりも、その人の人格が気になって味もよく分からなくなってしまう。

もちろん隣りで撮っている人がいても決して文句を言ったりしませんよ。でも、天ぷらにせよ鮨にせよ、多くの料理は客に供された瞬間が“食べ時”になるよう配慮されているのだから、たとえ写真を撮るにしてもサクッと手早く済ませたい。

話は大きく変わるけど、ジョッキーの中にも「写真を撮られるのが嫌い」という人はいて、そうとは知らずに立ち姿や顔だけを狙ったりするとあからさまに嫌な顔をされることがある。もちろん逆に、カメラを向けるとピースサインをしたり、面白い顔をしてくれる騎手もいるわけで、写真というのはつくづく人の心理を左右するものなのだなあ、なんて大層なコトにまで思いが膨らんでしまう。

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