全日本ジュニア総合馬術大会
昨日から降りやまぬ雨をついて馬事公苑へ。近隣の保育園児も関心を寄せる『全日本ジュニア総合馬術大会』でござる。
1年間に渡る「競馬とは無縁の仕事」のおかげで毎週のJRA詣でをおろそかにしてしまった私は、この度ついにJRA様から“お暇”を頂戴してしまった。急遽土日にやることがなくなってしまった馬専門カメラマンにとって、こうした馬術イベントはまさに救いの神である。昨年あたりから馬術に興味がシフトしつつあるので、JRAに行く必要がなくなってむしろ「よかった」と思わないでもない。(負け惜しみ)
大会は昨日から始まっており、「馬場」「障害飛越」「クロスカントリー」の3種目を3日間で競う。もちろん私の知人とマルベリーも参加。ホーストライアルと違って、競技者の服装もキマっているのだが、それゆえこの天候が恨めしい。ご覧の通り水の浮く“不良馬場”。マルベリーはシンボリルドルフの産駒だから道悪はこなすだろうけど、関係ないか……。
普段、我々が競馬場で撮る馬の姿というのは、パドックを常脚で歩いている姿か、あるいは極限の力を振り絞ってフルギャロップを繰り出している姿。そのどちらかが圧倒的に多い。馬券を買う立場であってもそれは同じことだろう。しかし、馬術競技ではそれがキャンターとなる。
ご存じの通り、馬の走り方(歩き方)すなわち歩法には
・常歩(なみあし)ウォーク
・速歩(はやあし)トロット
・駆歩(かけあし)キャンター
・襲歩(しゅうほ)ギャロップ
の4種類がある。これまで私はこれら4種の歩法を「馬が生まれながらにして身につけている能力」と認識していた。たしかかなり昔の読売新聞の記事に、そのような一文を見つけて「そうか。生まれつきの能力であるのか」とピュアな心に刻まれたのだと記憶している。
だが、知人から「キャンターだけは人間が調教によって馬に教え込ませる歩法だ」と聞かされていたく驚いた。
私は日高の生産牧場にも長く通っているが、言われて見れば当歳や1歳の若駒が放牧地でキャンターを繰り出している姿を見たことがない。追いかけっこをするにも、何かに驚いて逃げるにも、とにかく走る時はひたすらギャロップである。以下は勝手な推測だが、「逃げ足が速い」というただひとつの特性だけを武器に進化を遂げてきたこの動物に、そもそもキャンターなどという半端な歩法は無用なのかもしれない。
今日のマルベリーは飛越が順調。やはり道悪で本領発揮か。明日のクロカンも期待できそうだ。
なお、明日(6/1)はそのクロカン競技実施のため、馬事公苑走路内のあらゆる施設の立ち入りができなくなります。公園やパドックには入れませんのでご注意を!

































































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