船橋の馬主席
船橋でござる。重賞でもないけど。
いつもなら管理事務所の通用門をくぐって入場するのだけど、たまには遠回りもよかろうと正門から入場したところでハタと気付いた。
私は地方競馬の馬主資格を持っているが、その所属競馬場は「船橋競馬場」ということになっている。なのに私は船橋競馬場の馬主席に入ったことがないのだ。
これはいかん! というほどのことでもないけど とばかりに馬主席へ上がろうとするのだが、馬主受付がどこにあるのかさえ分からない始末。う~む…、やはりこんなことではイカン!
いろんな人に場所を尋ねてようやく受付を済ませたが、今度は馬主席に上がるエレベータの場所が分からない。あちこちウロウロしていたら、さきほどの馬主受付の脇に立っていた警備員さんが「こっちですよ」と手招きして教えてくれた。なんと、馬主受付の部屋の裏手にエレベーター入り口があったのですね。ハンドスタンプを見せて、エレベーター乗り場に立つと、女性係員が恭しくボタンを操作してエレベーターを呼んでくれる。なんだか、JRAの馬主席みたいだ。
これはさぞかし立派なシートが用意されているのであろうと期待に胸を膨らませて到着した馬主席は、なんのことはない、通常の特観席の一部を馬主用に確保しただけで、「ゴール板の真正面」という要素を除けば特に目を見張るようなエリアとは言い難い。そういう意味では、大井、川崎、浦和と比較しても特に代わり映えするものではない。馬主会費を支払っているわけではないので、ずうずうしいことは言えないが 少なくとも今日に限れば ココならむしろ一般席で見る方を選ぶ。どうせ場内は空いているのだし、何より5Fからではコースが遠すぎて馬が見えない。
そんなわけで馬主席探訪は終了。2Fに降りて『ODDS ON』のテーブルに着き、GUINNESSを注文する。こちらの方がよほどゆっくりできますよ。人も少ないし、テーブルは広いし、なによりドラフトGUINNESSが飲めるのは有り難い。ハーフパイントで500円だから、街のレストランで飲むのとさほど変わらない。泡もとことんクリーミィで、注ぎ方も悪くはないようだ。GUINNESSはグラスへの注ぎ方次第で味がまるで変わってしまうから注意が必要である。
GUINNESSのグラスを手元に置き、店内のテーブルのモニタを見ながら広げた競馬新聞を眺め、ちょっと席を立って窓口へ行き、馬券を手にして戻って来たらGUINNESSをまた一口飲む。船橋競馬場で長い時間を過ごすなら、馬主席に座っているよりも、こちらの方が遙かに楽しいと思う。もちろん、混雑時は他の客に配慮したいが、平日の非重賞開催日の13時以降ならば、そんな心配も無用だ。あとは馬券を的中させるのみである。
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