ナスノオスカー
重賞のない水曜日。しかも常軌を逸した暑さ。それでも、今宵もカワサキでござる。先週お邪魔した千葉の牧場の関係馬が出ることになっていて、しかも「勝ち負けだ」というもんだから、必ず撮りに行くと約束をしていたのだ。
発走直前の1コーナーの向こうの夕焼け空。「なんか不吉だな」と思ってシャッターを切った。今思えば、そんな”予感”はあったということか。
目当てのナスノオスカーは差のない3番人気。前走の名古屋の交流戦で2着したのが評価されているようだ。曾祖母は凱旋門賞を勝ち1982年のジャパンカップも2着した女傑・オールアロングである。1400mのスタートはスタンド正面。飛び跳ねるようにゲートを出たナスノオスカーただ1頭が出遅れた。
それでも出ムチを振るって必死に先行集団に食らい付く。向こう正面では上手い具合に外に出して3コーナーは外目から3番手まで上がり、さあ4コーナーで捲り切れるか?と思ったところでガクンと馬が沈んだ。
あとは、馬運車が出たり、獣医が呼ばれたり、調教師が飛んで来たり、馬主さんがやってきたりと、色々あった…はず。
忘れてしまったわけではないけど、今ここで文章にするのは難しい。今ハッキリ思うのは「アッと言う間に終わるもんだな」ということ。「手慣れたもんだ」などと書いてしまうと語弊もあるが、いろんなことが実に淡々と進む。私が狼狽えていたから余計にそう感じたのかもしれない。
もちろんこうした事故は競馬場では珍しいモノではないのだろうし、私自身も事故はしょっちゅう見ているのだから、今日のひとつの事故ごときで動揺してはいけないのだろうけど、それでも今日はダメ。ヘコみ方もハンパでない。
まとまらない話で申し訳ないけど、今日はここまでにさせていただきたい。
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